iPhoneが水没したか確認する方法
「水に落としたけど、内部まで浸水しているかわからない」──液体侵入インジケータ(LCI)の確認方法から症状チェックまで、水没の度合いを自分で判定する方法を解説します。
この記事のポイント
- SIMトレイ内の液体侵入インジケータ(LCI)が赤/ピンクなら水没の証拠(Apple公式:LCIの位置)
- LCIが白でも内部に水分が残っている場合あり。症状チェックリストと併用して判断する
- 水没の深刻度はレベル1(表面のみ)〜レベル3(基板浸水)で対処法が異なる
- 水没直後に問題なくても、腐食は数週間〜数ヶ月後に突然症状として現れることがある
- 中古iPhone購入時はLCI・スピーカー音質・カメラ内の曇り・充電端子の変色を必ず確認
1. 液体侵入インジケータ(LCI)の確認方法
iPhoneには液体侵入インジケータ(LCI)と呼ばれる小さなシールがSIMトレイの内部にあります。これが赤く変色していれば、iPhone内部に液体が侵入した証拠です。
確認手順
SIMトレイを取り出す
SIMピン(またはクリップ)をSIMトレイの穴に差し込み、トレイを引き出します。
SIMスロットの中を確認
明るい場所でSIMスロットの中を覗き込みます。懐中電灯を使うとよく見えます。
色を確認
白またはシルバー → 液体侵入なし。赤またはピンク → 液体が内部に侵入した形跡あり。
LCIの注意点
LCIが赤くなっていなくても、内部に水分が残っている場合があります。LCIはあくまで「明確な液体侵入」の指標であり、湿気や微量の水分は検出しません。症状チェックと併せて判断してください。
2. 水没の症状チェックリスト
以下の症状が1つでもあれば、内部に水分が残っている可能性があります。
音楽や通話の音が以前より小さい、割れる、こもって聞こえる場合はスピーカー内の残水が原因の可能性大。
カメラアプリを起動して白い壁を撮影。曇りやぼんやりした部分があれば内部結露の兆候。
充電時にこの警告が出たら、充電口に水分が残っています。完全に乾くまで充電しないでください。
液晶パネルの裏に水分が入り込んでいる可能性。時間とともに広がることがあります。
水分によるショートでバッテリーが異常放電している可能性。発熱を伴う場合は特に危険。
3. 水没の深刻度レベル判定
WaterKickの音波で水抜きすれば回復する可能性が高い。修理不要のケースが多い。
スピーカー+カメラ曇り、充電警告など。乾燥後にも改善しなければ修理を検討。
基板レベルの浸水の可能性。速やかに修理店に持ち込むことを推奨。
基板の深刻な損傷。データ復旧が必要な場合は専門業者に依頼。
4. レベル別の対処法
レベル1の対処法
• WaterKickの165Hz音波でスピーカーの水抜きを実行• 24時間乾燥させて症状を再確認• 改善すれば修理不要
レベル2の対処法
• WaterKickで水抜き後、乾燥剤と一緒に密閉して48時間乾燥• 改善しなければ街の修理店で診断を受ける• データのバックアップを最優先に
レベル3〜4の対処法
• 電源を切り、充電しない• 速やかに修理店またはデータ復旧専門業者に持ち込む• 時間が経つほど腐食が進むので急いでください
5. よくある質問
現時点では動作していても、内部に残った水分による腐食がゆっくり進行している可能性があります。早めにWaterKickで水抜きし、乾燥させて、その後も定期的に動作確認をしてください(AppleのLCI確認方法も参照)。
一般的には24時間〜1週間以内に症状が現れます。ただし、基板の腐食による不具合は数週間〜数ヶ月後に突然発生することもあります。水没直後に問題がなくても油断は禁物です。