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iPhone水没修理、いくらかかる?費用の完全ガイド

水没修理の費用は、修理先・症状・モデルによって大きく異なります。Apple正規修理と非正規修理、部品ごとの費用、そして「修理 vs 買い替え」の判断基準まで、お金にまつわるすべてを解説します。

📖 読了 約7分 🔄 更新: 2026年2月 ✍️ 水抜きおじさん

Key Takeaways

  • Apple正規修理: AppleCare+加入なら12,900円、未加入だとモデルにより最大107,800円
  • 非正規修理店: 5,000円〜で部品単位の修理が可能。ただし品質にバラつきあり
  • 修理費がiPhone中古価格の50%を超えるなら買い替えを検討。Apple修理の詳細

1. 水没修理の費用を左右する3つの要素

📱
iPhoneのモデル

新しいモデル・Proモデルほど修理費が高くなります。iPhone 16 Pro Maxの修理費はiPhone SE 3の2〜3倍になることも。

🔧
損傷の範囲

スピーカーだけの問題なら軽度。基板のショートや複数部品の損傷になると高額に。損傷範囲は水没の状況(水の種類・浸水時間・通電の有無)で大きく変わります。

🏪
修理先の選択

Apple正規修理は高価だが安心。非正規修理店は安価だが品質にバラつき。どちらを選ぶかで費用は2〜5倍変わることも。

2. Apple正規修理の費用一覧

Appleの修理は「損傷の種類」によって費用カテゴリが分かれます。水没は「その他の損傷」に分類されるのがポイントです。

AppleCare+加入時

損傷の種類 免責金額 備考
画面の損傷 3,700円 画面のみの修理
背面ガラスの損傷 3,700円 iPhone 12以降
その他の損傷(水没) 12,900円 水没はこのカテゴリ
バッテリー交換 0円 最大容量80%未満が条件

AppleCare+未加入時

モデル 画面修理 その他の修理(水没)
iPhone 16 Pro Max 56,800円 107,800円
iPhone 16 Pro 50,800円 96,800円
iPhone 16 / 16 Plus 42,800円 81,800円
iPhone 15 Pro Max 56,800円 107,800円
iPhone 15 / 15 Plus 42,800円 81,800円
iPhone 14 シリーズ 29,800〜56,800円 68,800〜107,800円
iPhone SE 3 19,400円 37,400円

「その他の修理」の落とし穴

水没の場合、たとえ症状が「スピーカーの音がこもる」だけであっても、内部の液体侵入インジケータ(LCI)が反応していれば「その他の損傷」扱いになります。画面修理の価格は適用されません。

また、修理ではなく本体交換になることも多く、その場合はデータが初期化されます。事前にバックアップを取っておくことが重要です。

3. 非正規修理店の費用相場

非正規修理店は、Apple正規よりも安価で、部品ごとの修理に対応できるのが強みです。

修理内容 費用相場 所要時間
基板洗浄クリーニング 5,000〜15,000円 1〜3日
画面交換(OLED) 15,000〜40,000円 30分〜1時間
画面交換(LCD) 8,000〜20,000円 30分〜1時間
バッテリー交換 5,000〜12,000円 30分〜1時間
充電口修理 8,000〜15,000円 1〜2時間
基板修理(ICチップ交換) 15,000〜50,000円 2〜5日
データ救出のみ 10,000〜30,000円 1〜7日

良い修理店の見分け方

水没修理の実績を具体的に公開している(成功率、修理件数など)

見積もりが無料で、修理前に費用を提示してくれる

修理後の保証がある(最低30日以上)

口コミ評価が高い(Google Maps、ホットペッパー等で確認)

「直らなかった場合は無料」のポリシーがある店は特に安心

4. 部位別の修理費用目安

水没の影響は1つの部品だけでなく、複数の部品に及ぶことがあります。それぞれの修理費用の目安を把握しておきましょう。

🔊
スピーカー修理:3,000〜10,000円

音がこもる症状。ただし、WaterKickでの音波水抜き+乾燥で復旧するケースが多く、修理が不要な場合も多い。

📱
ディスプレイ交換:8,000〜56,800円

画面が映らない、緑の線が出る、タッチが効かない等。OLEDモデルはLCDモデルの1.5〜2倍。

🔋
バッテリー交換:5,000〜18,400円

異常な電池消耗や膨張。Apple正規は11,200〜18,400円、非正規は5,000〜12,000円程度。

🔌
充電口(Lightningポート / USB-C):5,000〜15,000円

「液体検出」警告が消えない、充電できない。非正規店でのパーツ交換が一般的。

🔓
Face IDモジュール:20,000〜50,000円

Face IDが使えない。Apple正規では本体交換になることが多い。非正規でも復旧率は不安定。

📸
カメラ修理:10,000〜40,000円

カメラが曇る、ぼやける、黒い画面のまま。レンズ内結露は乾燥で改善することも。

🧠
基板修理:15,000〜50,000円

電源が入らない、充電不可、複合的な不具合。Apple正規では対応不可(本体交換のみ)。

5. AppleCare+は水没に使える?

はい、使えます。AppleCare+の「過失や事故による損傷」カテゴリに水没は含まれます。

AppleCare+で水没修理を受ける条件

・AppleCare+に加入済みであること

免責金額12,900円を支払うこと

・修理回数の上限:無制限(2022年9月以降のプラン)

・Apple Store または Apple正規サービスプロバイダで修理を受けること

AppleCare+の費用対効果

AppleCare+の月額は580〜1,580円(モデルにより異なる)。例えばiPhone 16 Pro Maxの場合、月額1,580円 × 24ヶ月 = 37,920円。水没修理の免責金額12,900円と合わせると約50,820円。

AppleCare+なしの修理費は107,800円なので、約57,000円の差額があります。水没の可能性が少しでもあるなら、AppleCare+への加入は十分に元が取れる保険です。

6. キャリア補償・保険は使える?

キャリア / 保険 水没対応 自己負担額の目安
ドコモ ケータイ補償 ○(全損交換) 12,100円
au 故障紛失サポート ○(交換) 3,300〜12,900円
ソフトバンク あんしん保証パック ○(交換・修理) 実質0〜数千円
楽天モバイル 故障紛失保証 ○(交換) 6,600〜12,100円
モバイル保険(さくら少額短期保険) ○(修理費補償) 年間最大10万円まで補償

キャリア補償は多くの場合「交換」であり、修理ではありません。新品同等のリフォビッシュ品が届き、データは引き継げません(iCloudバックアップからの復元が必要)。

補償を使う際のチェックポイント

加入しているか:契約時に加入していないと後から追加できないケースが多い

申請期限:故障から30日以内などの期限がある場合が多い

回数制限:年間1〜2回までの制限があることが多い

データの引き継ぎ:交換の場合はデータが消えるため、事前のバックアップが必須

7. 修理 vs 買い替え:判断フローチャート

修理費が高額になる場合、買い替えたほうが合理的なこともあります。以下を基準に判断してください。

🔧
修理がおすすめ

✅ AppleCare+加入中(12,900円で修理可能)✅ 修理費がiPhoneの中古価格の50%以下✅ 購入から1〜2年以内の比較的新しいモデル✅ データの価値が非常に高い(バックアップなし)

🆕
買い替えがおすすめ

✅ 修理費がiPhoneの中古価格の50%以上✅ 3年以上使用した古いモデル✅ 複数の部品が損傷(画面+基板+バッテリー等)✅ iCloudバックアップでデータは保護済み

「データだけ救出」という第3の選択肢

修理費が高すぎるが、バックアップのないデータがある場合、「データ救出のみ」を依頼するのも一つの方法です。費用は10,000〜30,000円程度で、データをPCに取り出した後、新しいiPhoneに移行できます。

8. 修理費用を抑えるコツ

💡
まず自力でできることを試す

音がこもる程度ならWaterKickで水抜き + 48時間乾燥。液体検出警告だけなら乾燥で解消。修理店に行く前に無料でできることを試しましょう。

💡
水没直後のNG行動を避ける

充電・電源ON・ドライヤーなどのNG行動は損傷を拡大させ、修理費を跳ね上げます。正しい初動が最大の節約です。

💡
複数の修理店で見積もりを取る

非正規修理店は店によって費用が大きく異なります。最低2〜3店舗で見積もりを取り、比較してから依頼しましょう。

💡
AppleCare+は今のうちに加入を検討

次のiPhoneを購入する際は、AppleCare+への加入を強くおすすめします。月額数百円で、水没修理が12,900円で済む安心感は大きいです。

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9. よくある質問

Apple Storeでの診断は無料です(Apple修理サービス)。非正規修理店も多くの場合、見積もりは無料ですが、基板修理の詳細診断には3,000〜5,000円程度の診断料がかかる店もあります。修理を依頼する場合は診断料が修理費に含まれるのが一般的です。事前に確認しましょう。

できません。iPhone内部には液体侵入インジケータ(LCI)があり、水に触れると白色から赤色に変化します。Apple技術者は必ずこれを確認するため、水没は検知されます。正直に伝えたほうが、適切な修理を受けられます。

Apple Storeではクレジットカードの分割払いが利用可能です(Apple修理サービス)。Appleの金利0%分割プログラムが適用される場合もあります。非正規修理店でもクレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済に対応している店舗が増えています。

水没したiPhoneは内部の状態が不安定なため、修理中に別の部品の問題が見つかることはあります。信頼できる修理店であれば、追加の修理が必要になった場合は事前に連絡し、承認を得てから作業を進めます。「修理開始後の追加費用は一切なし」を明言している店を選ぶと安心です。

AppleCare+以外にも、ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア補償や、モバイル保険などの第三者保険が利用可能です。ただし、多くの場合「修理」ではなく「交換」になるため、データの引き継ぎにはiCloudバックアップが必要です。補償の適用条件と自己負担額を事前に確認してください。